実家に帰った際にカメが十分日光浴をしたようで、甲羅がぺりぺりとむけ始めました。
いつも陸場にいてじっとしていることが多かったのですが、実家ではいきいきと活動的になっていました。
また、餌の栄養バランスが偏っていたのか、甲羅が少しでこぼこになっています。紫外線にも十分当ててあげることができなかったためかと思います。おまけに太り過ぎです。今後は家の中でもいいので、毎日散歩をさせることにしました。本当に反省しました。
そこで、飼育環境を変えてみました。
麦飯石も水の中に戻して完成です。
三連休に有給休暇を合わせて実家に里帰りをしました。
カメも一緒に連れて帰りました。
こちらは実家で衣装ケースの仮宿に入れられたカメです。
実家は7階でベランダに日が燦燦と降り注ぐので、窓際にケースを置き終日窓を開けたままにしておくとなんだかカメが嬉しそうに見えました。カメどころか飼い主もうれしそうです。洗濯ばさみやスリッパなどを日常を感じさせるさまざまな障害物を乗り越えて、ベランダを散歩しました。
ところで、カメと新幹線に乗るにはどうすればいいか、わからなかったので調べてみました。わざわざJR東海さんに電話もしてみました。基本的にペットは手回り品として、ケージに入れ車内では外に出さなければいいそうです。料金は数百円。乗車駅で駅員さんに実際にケージとペットを見せる必要があるみたいです。
あるみたいです...?
自分乗ったんちゃうんけ?
実はこんないきさつが...。この日までにケージを用意するはずだったのですが、なかなかいいサイズのものもなく、だらだらしているうちにその時間が来てしまいました。どうしようかと考えているうちにさくらんぼの箱が目に付きこれに入れてみました。ぴったりです。乾燥しないように下には湿らせたカメ用布巾を入れました。いつも陸にいるので、4時間程度の旅は大丈夫だろうとの判断です。これを紙袋に入れて、JR東京駅に向かうためまず最寄のJRの駅に行きました。あたかもお土産が中に入っているように見えます。
私 「すみません、東京駅から新幹線に乗るんですが、ペットを持ち込みたいんです。」
駅員のおじさん 「ペットですか、犬?猫?」
私 「カメです」
駅員のおじさん 「カメ?!、カメさん?、どこ?」 口に手をあてくふふと笑うおじさん。
私 カメ飼っちゃだめですか?と思いながらお土産袋を見せる。おじさん笑いすぎやろ。
駅員のおじさん 「これなら、わかんないね。『カメ、カメ』とか鳴く?」
私 「鳴きません」 万が一鳴いたとしても『カメ、カメ』とは鳴かへんがな。
駅員のおじさん 「くさい?」
私 「大丈夫だと思います。」
駅員のおじさん 「じゃぁ、大丈夫。そのまま乗っちゃえばいいよ」
私 「ありがとうございます」 いいのかな~?
おじさんは私が改札を通った後も、不思議そうな顔をしてくふふと笑いながらこちらを見ていました。