2010年11月30日火曜日

カメの健康 柔かい甲羅

11月30日(火)

ちょうど一ヶ月前にやって来たカメ3についてです。実は、家に来た時に首の周りに白いふさふさとしたものがわずかに付いていました。これは、おそらくとんぶり市の会場にいる間、限られたスペースに複数匹入れられて、どのタイミングかで餌を与えられて、少し汚れた水に長時間いたためだと思います。ニホンイシガメは水質悪化に弱いらしいので、やむ終えないことかとは思います。なぜ、汚れた水に長い間いた、と想像が付くかというと、カメ2の時にこんな出来事があったからです。

2-3日家を留守にするため、まだうちに来て間もないカメ2のお腹が空くかと思い、陸場に大目にレプトミンミニを置いて外出したのです。そうですね、30~40粒は置いたかと思います。そして家に戻ってカメ2の水槽を見ると、食べなかった大量のレプトミンミニが陸場から落ち、水に溶けたらしく、とても濁った水の中にいました。カメ2をじっくり見てみると首の周りにうっすら白い、産毛のようなものがたくさんついていました。

これを何と呼ぶかわからないのですが、汚れた水の中にいるとこうなるようです。ただ、夏場だったこともあり、日光浴をいつも通り毎朝30~40分、週末はほぼ終日、させていたので、そのふわふわしたものはすぐに消えました。

カメ3の場合、警戒しているせいか水温が高すぎるのか(28度~30度に設定)、水から上がらず甲羅干しを全くしませんでした。そしてある日、甲羅を触っているとしっぽ付近の甲羅がやたら柔らかいことに気が付きました。おそらく水から出ないことと、UVBを十分に当ててあげられなかったせいだと思います。また甲羅もカメ1の時と同じように頭から2番目に当たる甲板が少し盛り上がっていました。そして首のふわふわしたものは1週間経っても2週間経っても消えません。これではまずいと思い、45cm水槽に水深7cmくらいと陸場という設定から、45cm水槽に水場(大きめの鉢皿)を入れた環境に変えました。そして保温灯と紫外線灯を朝7時から夜7-9時くらいまでつけています。                               
まだ断言はできませんが、ハコガメのような飼い方でしょうか、陸場をメインで水場を追加するレイアウトが子供のうちは一番いいような気がします。水場が少ないため、汚れるのも早くこまめに取り替える必要はありますが、このレイアウトにするとぼぼ大半の時間を外で過ごします。保温球と紫外線灯を取り付けて、水槽内の空気を暖めています。甲羅も硬さを取り戻し始めたので、一安心です。水カビ病の心配がある場合は一旦この陸場メインの飼育方法に切り替えて見るのも手だと思います。ちなみに現在の季節で水槽内の気温は25度を保っています。水温は29度くらいと高めでバランスが悪そうですが、下げる予定です。
ただ、この汚れた水に数日いた場合に付着するふわふわとしたものは、たんぽぽの綿毛のような感じです。これをほっておくと水カビ病になるのではと勝手に思っています。カメ1の水カビ病の症状は今思えば、一目見て明らかにわかるほどひどく、厚みのあるぶよぶよとした皮が首や足の周りについていて、外に出してみても取れかけたぶよぶよした皮を引きずっていることがわかるくらいのものでした。


0 件のコメント:

コメントを投稿