2012年12月9日日曜日

薬浴と日本カメ会議

先日どなたかのカメブログを見ていて、気がつきました。ちびこの甲羅が白くなっていくのは水カビ病の菌が原因じゃないかと。以前に動物病院に行った際、菌の名前まで教えてもらえませんでしたが、その方のブログと症状が似ているように思い、参考に治療をしてみました。メチレンブルーで薬浴させて、青く染まったところをカッターの背で慎重に削るっと…。こうしてブログに情報を載せて下さる方がいるので、大変助かります。私は亀の甲羅の構造について、きちんと学ばずに削ったせいか、一部削りすぎて痛々しいです。途中から甲羅がパリパリと剥がれる部分があったので、剥がしていました。まるで拷問です。削り過ぎた際は口から泡を吹いていたので、わっ!やり過ぎた、やり過ぎた、やり過ぎた!と焦りましたが、大丈夫。生き物は想像より頑丈にできていますので、甲羅がきちんと戻るか心配ですが、真っ白になってしまい、他の二匹にうつることを考えると、多少欠損したとしても、これをする意味はあると思います。

これが正しい治療法かどうかは不明ですので、同じ症状の方が試される場合は、あくまでも自己責任でお願いいたします。

昨日は日本カメ会議に参加してきました。会場はほとんどカメに関わる研究をしている男性でいっぱいで、小心者の私は講演を聞くだけでさささっと帰りました。ダニ学者の五箇氏のお話が非常に興味深く、また思い出し笑いするくらい面白く、ファンになりそうです。うちにはテレビがないので、この方が有名人だとは知らなかったのですが、あんなに面白ければテレビでも人気がそりゃでるわと思いました。
ミシシッピアカミミガメが在来種に脅威を与えている外来種なのに、なぜ輸入禁止しないか、またミシシッピアカミミガメがなぜ世界中に広まっているのか、背後に随分これでお金儲けしてる人達がいるのかな?と前々から不思議に思っていましたが、ミシシッピアカミミガメが世界80カ国以上に広まった経緯は高田爬虫類研究所の安川氏、輸入禁止にできない理由は国立環境研究所の五箇氏の講演を聴いて納得しました。ここからは五箇氏の講演について書きます。WTOの加盟国に適用されるSPS協定というものがあり、WTO加盟国は外来種規制をする際に事前に加盟国に通知し、認められなければならず、それには論文で国際的に認められるような科学的根拠が必要で、認められない場合、輸入を自由化しなければならないとのこと。つまりミシシッピアカミミガメを輸入禁止にするためには、日本の在来生物にどのような悪影響が出ているかを研究者が世界的に認知度されるレベルまで上げなければならないということです。それが基本条件としてあり、その上輸出国、輸入国の力関係も作用すると。ミシシッピアカミミガメの対日マーケット規模が知りたいと思いました。研究者でも政治家でもない私はこれには、貢献できないので、せめてミシシッピアカミミガメは外来種であり日本の在来種を脅かしている生き物であることを少しでも多くの人に広めたいと思います。

さて、五箇氏の講演が面白かった最大の理由は、実際に物事を動かすための視点が入っているからです。もちろんテーマが「なぜ、ミシシッピアカミミガメの輸入は止められないのか?」ですので、まあ当然なのかもしれませんが、外来種が在来種にどのような影響を与えているかについて淡々と述べるというより、ミシシッピアカミミガメは悪影響を与えているはずなのに規制がない、この問題を解決するには何をすればよいのかをはっきりと示していました。

久々にとても充実した土曜日となりました。このような素晴らしい会議を実施いただき、また一般人にも門戸を開いていただき感謝です。






餌についてまとめ

最近、餌の種類が乏しくなってきたので、まとめ買いしました。新しく、セララフィの乾燥小魚(高いけど量もたっぷり)、乾燥ミルワーム、乾燥イエコです。乾燥ミミズもしばらく切れてるんですが、楽天のcharmさんで売り切れだった。残念。今年はミミズ不足?
前から使用している冷凍川エビも2パック追加。ちなみに冷凍手長エビも試したけど、こちらはあまり人気がなく。今気がついたけど、カンシャも手長エビより白エビを好んで食べる。手長エビはあんまりなのかな?元々日本にいるんだろうか?

こうして亀たちの常食の種類が豊富になりました。餌についてまとめ。

乾燥系
カンシャ 白エビ
カンシャ 手長エビ
淡水ワカサギ
セララフィ小魚
ミルワーム
イトミミズ
ヨーロッパイエコオロギ

冷凍系
川エビ
豚肉
鳥肉
牛ハツ

生き餌系
ヨーロッパイエコオロギ
フタホシコオロギ
ジャンボミルワーム
家でよく発見する小さなクモ

配合飼料(今後も使用するもの)
ひかりクレストタートル
コロナ
リッチハイム
キョーリンカメの餌

配合飼料(今後は飼わないかも?)
レプトミン
レプトミンスーパー
水ガメのトータルフード

野菜
トマト(人気!)
きゅうり
レタス

果物
いちぢく

いちご
もも
ぶどう
みかん
さくらんぼ
バナナ

その他
道端で発見した虫 (カメの大好物!)
(死骸か、死にかけ)
セミ
ダンゴムシ
コガネムシ
蛾?

こうやってみると、色々あげてますね。他にも過去に試してやめたものは、色々あります。鯖、クリル、畳鰯(海のものはやめた)、鮎(油っぽいし、不人気)、冷凍どじょう(ちびちびこだけ食べるが、販売単位が多すぎて劣化)、冷凍国産淡水魚および外国産淡水魚(どじょうと同じ理由)、ヤマトヌマエビ(水換えでエビを追うのが面倒だし、愛情が湧いて困る)、りんご、小松菜(ほとんど食べない)、焼きいもを固めて乾燥(自然界で食べるはずがないサツマイモを与えていいか悩む)、生き餌のミルワーム(量が多くて一日で消費できない。全てなくなるまて虫と同居しなければならない)ワラジムシ(小さすぎてカメが発見しづらい)ナメクジ(無農薬栽培のキャベツについていたので一回きり、食べる様子が怖かった)

来年も新しい餌を時々試そうと思います。ちなみに今回購入した乾燥ミルワームと、乾燥コオロギは大人気です。ミルワームはかなり気持ち悪いので、間違えて蓋を開けたままの容器をひっくり返さないようにしたいと思います。コオロギはサイズが小さめなので目が合うと可愛いいです。大量虐殺だけど、コオロギってかなり愛くるしい顔をしていますね。しかも亀たちがサクッと音を立てておいしそうに食べるので、食べてみたくなります。月夜野ファームさん、素敵な商品ありがとうございます。デビュアは怖いので、コオロギ以外の虫、バッタとかチョウチョとかダンゴムシとかの乾燥製品もぜひ作って下さい。

爬虫類大国のドイツでは、色々な種類の虫が売っていると噂に聞いたけど、本当かな?
ドイツは犬猫も殺処分しないらしいし、いい国だ。

普段使う餌は小さなタッパーやピルケースに小分けしています。餌をついついあげ過ぎるため、最近は水、土、日の三回だけにしています。





2012年9月29日土曜日

残り物

今日は、配合飼料に残り物を混ぜたご飯です。残り物とは何かというと、乾燥えびや、イトミミズや、乾燥ワカサギの容器に残った粉末状になったものです。これを混ぜ合わせ水を少し加えて食べやすくしました。食べ物より、他のことが気になる亀もいました。好きなのよ〜。

2012年9月24日月曜日

最後の日♫

良く音楽を聴きながら水換えをします。最近はずっとユニコーンです。小学生の頃から好きです。「与える男」なんて加山雄三を思い出させる純粋そうな音とクラシックな日本語と思いきや、チラッと本音。絶妙のバランスだ。

でも今日は「最後の日」

重なり合って求めあって、うぉ〜うぉ〜♫

しかし、亀の努力虚しく、ちびちびこに逃げられ。

アイラブユ〜見つめあって、求めあって、うぉ〜、うぉ〜、うぉ〜!

7リットルバケツ二杯を9往復すると、小一時間かかるので、途中で遊びたくなります。手の平にちびちびこを乗せて、曲に合わせて踊ってみました。(もちろん一人暮らし)

その時の嫌そうな顔です。

亀は犬とかと違って、愛情とか情とかありません。例えばこっちが落ち込んで泣きながら話しかけても、指を食べようとするくらいです。ハハハ。

黒柴飼うの夢だなぁ。イヤ、亀たちのそういうところが好きです。

2012年9月11日火曜日

亀の魅力

片手だけ甲羅から出して眠る。

2012年8月30日木曜日

淡い黄色

暑い夏を過ごしているためか、三匹の甲羅に成長線が白く、くっきりと浮かび上がってきています。
久しぶりに甲羅を磨いたら、ちびちびこが結構淡い黄色で美しいと気がつきました。全体的にまんべんなく薄く黄色く、甲板を囲む部分の黒も薄いです。
やっぱりあなたは美人でした。

2012年7月28日土曜日

日差しキライ

ふと、見ると勝手に新聞紙の家が作られていました。ちびちびこ、強い日差しは苦手のようです。

2012年7月21日土曜日

愛想が良い

覗くな

2012年7月15日日曜日

肉食プレート

トマトの次は、肉食プレートです。
冷凍してある、えび、豚もも肉、ゆでた鶏手羽先、牛ハツを解凍して細かく切りました。

ガォッ!肉!

今日もトマト

ちびこは今日もトマトを良く食べる。

2012年7月6日金曜日

ミミズパスタのトマトソース

乾燥ミミズ、冷凍エビ、糸ミミズ、トマトを使って、パスタ風?
ちびちびこはトマトが嫌なようで、匂いを嗅いたのち、無視。
残り2 匹は熱心に食べてました。


2012年7月1日日曜日

エビうまい

口の中にあるのは、乾燥えび、カンシャです。カンシャって中国語?
うまい、うまい。

最近はあまり、配合飼料をあげていません。というか、あまり食べません。かめはヒカリクレスト、ちびこはレプトミンスーパーくらいしか好んで食べません。ちびちびこは、お腹が空いてたらとりあえず何でも食べる。

そんな訳で、定番餌として、乾燥エビ、乾燥ミミズ、淡水ワカサギの煮干し、豚肉、鶏肉、牛ハツ、冷凍エビ、糸ミミズ、きゅうり、レタス、トマト、果物、時にコオロギをあげています。果物はいちご、みかん、バナナ、いちじく、ぶとうなどですが、特にいちごといちじくの人気が高い気がします。りんごはあんまりのようです。

2012年6月23日土曜日

ありがちな亀ブログ

子ガメを飼うと共にブログを始め、ある程度成長すると更新しなくなるという、亀ブログありがちな罠(?)にはまってしまいました…。

甲羅の白い部分が広がるちびこですが、彼はお肉が好きです。
最近、私は動物や鶏のお肉を食べるのをやめました。冷凍庫に保管してあった結構上等な手羽先も食べる気がしなくなりました。しかし、捨てては命を捧げてくれたニワトリに申し訳ないので、亀たちにあげることに。茹でて裂いて、あげるとちびこは大喜びです。
残りは急速冷凍、冷凍後バラバラにして冷凍保存用のビニール袋へ。

命は不思議です。

2012年5月18日金曜日

太陽は苦手

暖かくなってきたので、太陽にあたってもらっています。ここでも三匹の違いが顕著です。ちびこは太陽や陸好き、ちびちびこはしばらくすると必ずタオルの下に潜ります。かめは潜ったり、外にいたりと色々。

そういえば、この間フタホシコオロギMサイズをあげたのですが、一番よく食べたのが、やっぱり虫好きのかめでした。メスので抱卵中のコオロギだったため、かめがかぶりつくと、水底に何やら小さい大量の粒々が…。卵でした。あぁ、子持ちししゃもみたいな感じねっと思いました。普段はイクラや子持ちししゃもを平気で食べてますが、この時はちょっと何ともいえない気持ちになりました。コオロギさん、ありがとう。

2012年4月23日月曜日

でかいちびちびこ

ちびちびこです。最近よく食べるなぁと…気がついたら、こんなに大きくなっていました。もうちびちびこではないですが、改名はしません。
しかし、彼女は小さい時から少しつり目で、大きくなってもやっぱりかわいい顔をしています。

2012年3月17日土曜日

直立不動

今日はのんびり読書をしている間、放し飼いにしてみたら、クシャクシャになった夜用カバーにもたれて、直立不動でした。山があれば登ってしまう
ちびこです。

2012年3月14日水曜日

誰が誰か…?


実物を見てると分かるのですが、写真だと結構難しい…。

今日は久々に大きな地震があり、びびりました。結構揺れました。でも、震源地が海の場合はゆっくり揺れるので、精神的なショックは少ないような。ぶるぶるっと揺れるのが、一番怖いです。神戸の時の揺れを思い出します。

随分亀をかわいがっているように、見えますが、地震で逃げる時はきっと置いて行きます。はかない愛情です。

しかしながら、万が一のことを考えると、やっぱりヒーターなしで外で飼うべきかなと思います。今、ヒーターが効かなくなったら、うちの亀達はかなりまずい状態に立たされます。外で飼っていた方が、なんとなく生き延びる可能性が増えそうです。今年は二年目の冬。将来、冬越しさせるか悩むところです。

2012年3月4日日曜日

挟まる

かめです。ここに挟まるのが、一番落ち着く…。

2012年2月5日日曜日

甲羅半干し

朝、起きてカバーを取ると、こんな感じでちびこが、甲羅を半分干していました。流木、石、亀ってやっぱり、いいなぁ。

2012年1月30日月曜日

愛くるしい

あぁ、ピンボケでもちびこ。あなたはどうして、そんなに愛くるしいのか!いっそのこと、丸飲みしてしまいたい。

2012年1月22日日曜日

写真は困る

ひさびさのかめです。
「ちょっと、写真は困る」


久々に甲長を計ってみました。

かめ:12cm
ちびこ:10cm
ちびちびこ:12cm

ちびちびこ、メスとはいえ、急激に大きくなり過ぎじゃないかな。
餌あげ過ぎ....。




2012年1月15日日曜日

甲羅の白いもの


ちびこです。ペットショップから到着した頃から、甲羅の一部分が白くはげていた(過去の写真)のですが、こんなに増えてきたので潰瘍(シェルロット)なのかと心配になりましてお医者さんに行ってきました。原因は甲羅に菌がついてこのように白くなっているとのこと。本来剥がれていくべき甲羅の表面が上手く剥がれず残っていて、そこに菌がついて白くなっているそうです。剥がれてるべき部分についているだけなので、体に悪影響はないけれども、このまま真っ白になってしまうこともあるそうです。気になるようだったら少しずつ固めのスポンジで磨くといいということでした。先生がその場でこすってくれたら、あら不思議白い部分が取れて黄色い甲羅が見えてきました。



ちなみに腹甲に白い部分が現れないのは、腹甲側はこするので剥がれるべきものが自然に取れて行くそうです。写真じゃわかりにくいのですが、しっぽの右下のあまりこすられない部分は少し白くなっていました。

健康には影響がないそうなので、安心しましたが、やっぱり飼育環境が良くないのかなぁと反省です。室内飼育だと仕方ない部分もあると思います。

2012年1月13日金曜日

ちびちびこ

一番臆病なちびちびこが甲羅干しをしているところを激写しました。
しばらく固まった後に、ちゃぽんと飛び込まれました。彼女の制止状態をカタマリと呼んでいます。

陸場に出すと必ずうんちをするので、こないだ派手にやられた際に、ついつい「もう、名前うんうんこに変えるよ!」と叫んでしまいました。そうすると、よく分かったのでしょうか(そんなはずない)それから、外に出してもうんちをしないようになりました。たまたまだと思いますが。

カタマリ状態のちびちびこです。

2012年1月11日水曜日

ロマンチックカメルーム

最近模様替えをしたので、少し部屋がすっきりしまして、写真を撮ってみました。ロマンチックカメルーム。

ところで、ちびこの甲羅の白い点は潰瘍ではないかと思い始めました。
家に来た時からあるのですが、最近また増えました。お医者さんに行かなくてはいけません。なんだか、一番身体が弱そうな気はしていましたが、そのせいでしょうか?

私はカメのおかげで、人生が数倍楽しくなり、子どもの頃に塞いでしまった扉(生き物が好き)を開け始めましたが、カメ達は私のところに来てハズレだったのかもしれません。

ほんものの日光浴をしたい時にできる陸場もなく、緑もありません。猫に狙われたりはしないし、結構色々な種類のおいしい餌を食べてもらってますが。

イギリスだったら、アニマルポリスに捕まるような環境で飼っているのかしら?と悩むこの頃です。

でもどんな環境であれ、「飼うこと」は 人間本位の行為ではないかしら?
亀の立場に立つと60cm水槽でも多分、ワンルームより狭いくらい。私はワンルームの外に出られるけど、カメは自分じゃ出られない。結構、息苦しい生活だ。

何よりも人工的にあてないと、太陽があたらないのは、やっぱりすごく良くない気がします。根拠はないけど。

私も太陽にあたると元気になるから、大事だと思います。