2010年6月18日金曜日

お留守番

2010年6月18日

家を空ける時にはこんな風に陸場の白いお皿に少々餌を入れておきます。レプトミンミニと川エビにしました。何度か試してみたのですが、いまいち食べたかどうかわかりません。今回2日間家を空けるので実験してみたいと思います。

カメは引き続きワイン箱の箱庭で暮らしています。水換えも楽ですし、見た目もなかなかいい感じですし、何しろカメが半日以上は陸場にいるので、水カビ病の心配がありません。

最近写真撮影や、一日一度のチェックにカメをつかんでも、あまり逃げなくなりました。

寝ている時に手にのせると寝ぼけているのか、かなりじっとしています。起こすなよって感じだと思いますが。


私かわいいですけど、何か文句ありますか?目が大きくてかわいいのは生まれつきですから、カメ人生で得したって当然です。私かわいいですから。食べる時、恐竜みたいな顔になって怖いですけど、またそのギャップがいいでしょう?かわいいですから、かわいいですから♪

2010年6月15日火曜日

餌 -1

2010年6月15日
カメの餌について写真で紹介です。 まずは配合飼料から。サイズを比較するために米粒をお皿にのせています。

左から米粒、レプトミンミニ、キョーリンカメの餌、カメプロス、セララフィPの白、同じく赤、Chromaきんぎょさんです。うちのカメはセララフィPの赤以外は全て食べます。Chromaというメーカーさんですが、過去にカメ用の餌を出していたようです。カメへの評判が良かったそうですが、現在はカメ用はないようです。気になって買ってみたところ、この餌は水に落とした際にそのまま沈むのですがすぐに見つけて一生懸命食べます。匂いもエビせんべいに近いような匂いで確かにおいしそうです。カメ用の餌をぜひ再度製造していただきたいものです。きっとおいしくて健康的に違いありません。ちなみにセララフィPは緑茶のような割といい匂いがします。レプトミンミニは昔からある一般的な金魚の餌のような匂いがします。サイズの話ですが、現在カメは甲長5.5cm、口のサイズは4.5cmの頃とそれ程変化していないらしく、レプトミンを水に落とした直後は楽に一口で食べられますが、しばらくすると倍くらいの大きさになります。すると一口では食べられず半分くらい齧って二回に分けて食べます。カメプロスは2~3分の1にすると一口で食べます。ちなみにカメプロスの方が水を吸って膨張するまでに時間がかかる気がします。一般的なようですが、どの餌もふやけ過ぎると食べません。

次はカメの大好きなエビです。左から米粒、ヨコエビ、川エビ、クリルです。始めは餌の種類がレプトミンミニとヨコエビだけだったので、ヨコエビをあげると追いかけて懸命に食べていました。来た当事はこれを食べるのに一苦労でした。今は小さめのものだと、手を使えながら徐々に飲み込み、ちぎらずに一匹食べることができます。ただし川エビの方が断然好きなので、両方あげたい場合はヨコエビを最初、後で川エビという順番にしています。最近では川エビも上手く食べられるようになってきました。かぶりついて、エビを食いちぎる姿は頼もしくてこういう姿が見たかった!とうれしくなります。クリルは確かオキアミだと思います。塩分が高そうなのであまりあげていませんが、この大きさだとこまかくちぎりながらあげるしかありません。食べられそうなエビのいい匂いがします。



次は虫系と乾物の魚です。下の写真の左上から順に糸ミミズ、赤虫、ミミズ、コオロギ、たたみいわし、煮干(?)。
糸ミミズは前回紹介したように、団子風に丸めてあげます。赤虫は初めてあげた時からばくばく食べますが、食べ残されるとちょっと気持ちが悪いのであげ方を気をつけています。ミミズは乾燥したものですが、左手でピンセットを持ちつまんで右手のはさみで一口サイズに切っています。ぜひ野生的に食べていただきたいのですが、これも食べ残されると水換えの時に気が滅入るので、仕方なく小さくしています。購入するまで1週間くらい悩みましたが、買ってみるとそれほど怖くなく木の枝みたいです。ミミズを思わせるものはたまにシマシマがあるところくらいです。ただシマミミズはあまりカメに良くないということ、(この乾燥ミミズはシマミミズだと思います)またフトミミズも汚染物質が溜まっている等を噂に聞いてから与え過ぎないように気をつけています。コオロギは冷凍されているもので、ヨーロッパイエコオロギです。私は本当に虫が怖いので、やっぱり悩んだのですが、試したい気持ちが抑えられず購入にいたりました。黒いのは怖いのでこのコオロギにしました。でもいざ届いてみたら小さいのでまったく怖くなく、かわいくすら思えます。例のミルワームが入っているような円方のプラスティック容器に何百?と入って届けられ、ごめんなさいと思いながらあげています。複雑な気分です。食べ過ぎにならないよう、また残さないようにカメも人間も食べなければいけません。犠牲となった命に感謝です。次はたたみいわし、これはスーパーでたまたま見つけました。結構食べますが、水に沈み色が透明なせいか存在感がないので、カメがすぐ見失います。ピンセットでつまんで生きている風に動かしてみると気がついて、くらいつきます。お次は煮干?ですが、これがなんの魚かよくわかりません。実は乾燥ワカサギを購入したらおまけについてきたのですが、ワカサギより小さいので別の魚なのかなと分からないままあげています。細かくちぎるのが大変です。生の餌についてもそのうち紹介したいと思います。

2010年6月14日月曜日

カメの住まい - 2 

2010年6月11日~14日
飼育環境がどこか間違っている!ということで庭を造ったのですが、庭に入れたらカメが割と楽しそうに見えました。大きな岩に上って二回ほど落ちてひっくり返っていましたが、三回目以降はちゃんと坂の勾配を下ってくるようになりました。水槽だとヒーターの上にべったりであまり動きが見られなかったのですが、庭だと活動的になっています。最初は土もいれず箱だけだったのですが、それだと箱に四方に行って外に出ようとするのか、体を精一杯伸ばした後に静止していました。甲羅干し中か?というほど静止していました。ところが土を入れ、池を作ったところ徘徊が止まったようです。カメが普段より落ち着いて見えました。そこで一晩庭で寝かせてみました。なんとなく、このスタイルの方がいいのではと思えてきました。水の中で寝る時と土の上で寝る時とどちらもあります。この調子で行けば水カビ病とは無縁のように思えます。水場自体が少ないことで問題はあるのでしょうか?



というわけで、しばらく箱庭スタイルで飼育してみたいと思います。問題は現在使用している鉢受皿だと水深がちょうどカメの甲羅が隠れるくらいで低いこと、そのためヒーターが持ち上がってしまわないか心配なこと、餌をあげたらすぐ水を替えてあげないと汚れの濃度?が濃くなることです。今のところ背も小さいのでよじ登って出る可能性は低く、またお手製の網とサービスでついてきたワイン箱のふたがなぜかうまい具合に二つに分かれているので、半分ふたをした感じで出かければ大丈夫かと思います。水場が少ないせいなかのか、28度以上で管理していた水槽と違い気温に触れる度合いが高いせいかよくわからないのですが、陸場でよく眠ります。よく眠るので生きているのかまた心配になります。人間も赤ちゃんの時は良く眠るから大丈夫とつぶやきながら除いてみると、片足踏みをしているので、生存確認ができます。この片足踏み、ニホンイシガメ自体がよくやる行動なのでしょうか?とってもかわいいです。人間でもたまにこういう人いますね、寝てる時足の親指だけ動く人とか。それも結構かわいいですね。





箱庭を少し変更しました。土が足りなくなってしまったので、大きな石の裏あたりが中途半端になっていますが、ミニ水場を追加し庭らしくなってきました。失敗したなと思うのが石の色です。薄い緑の石なんですが、明る過ぎて浮いてしまいました。やはり水場のプラスチックがいやなのでガラスの器を探してこようと思います。しかしヒーターを入れてしまうとこれよりも残念な見栄えになります。それはそうと肝心のカメはこの住まいをどう思っているのでしょうか?よーく見てみると左上の隅っこでお休み中です。

昔テレビ番組の「情熱大陸」で東山動物園の再生への取り組みを放送していました。施設の構造を変えてあげること等によって動物本来の動きを取り戻すというものです。最近ネットで日本の熊公園が動物愛護の国際団体によって非難されている画像を見ました。動物を飼育することについては色々と考えずにいられません。今回カメ、生き物を飼うことについて相当悩みました。犬と猫を除いて、私が動物だったら飼われたくないなというのが正直な気持ちと住宅事情により、長い間ペットを飼うことをやめていました。私だったら檻やかごに入れられたくありません。会社員生活で毎日同じ時間に同じ場所でビルという箱の中にいるのですら結構苦痛ですから...それでもニホンイシガメは本当に愛くるしく、1年間かけて一度諦め、今回悩んだ末に飼うことにしました。毎日きちんと世話ができるか、水換えができるか、2週間くらい旅行に行けないがいいか、カメはのんびりしているし、あまり動かないからかわいそうじゃないかな、江戸時代からペットとして飼われてきたからいいかな?最終的にニホンイシガメを買うことによって、自然界では少なくなっているニホンイシガメの総体数の増加に貢献できる、種の保存に貢献しているという理由をつけて今は納得しています。そしてこの個体に関しては、あのままだと水カビ病で死んでいた可能性が大きいように思えます。将来、繁殖させることができたらいいな...などと妄想を始めました。


それにしても夜につけている赤い保温ライトは60年代エロス(?)な匂いがします。いいですね~。

カメの住まい - 1

2010年6月5日~10日
私の手元にあるカメの本ではニホンイシガメは水への依存度が高いとあり、水がメインの水槽に陸場を設ける形のイラストが描かれています。実際に売られていたお店でも同じようなスタイルの水槽に入っていました。私も同じようにしていました。ところが、水カビ病がやっと治ったというのに、興味本位でスーパーで買ってきたシジミを水槽に入れてしまったせいか、手作り餌が水を汚しすぎたのか、ふと水槽を見るとあちこちにカビのように、ってカビなんでしょうけど、わーっと白い毛みたいなものが生えまくっているのです。よくあるプラスティック製の陸場を入れていたのですが、そこにも毛が生えています。これはまずいと思いました。案の定カメの首や足の付け根などにも毛が生えています。またイソジン消毒です。28度以上に温度を保ってもまた水カビ病になってしまうと、またイソジンです。でもそんなに消毒しなければいけないのは普通じゃありません。ということは環境が何か間違っていそうです。それに、最近はずっと水の中にいてあまりバスキングをしている気配がありません。というわけで、色々な方のブログ等を拝見し、住まいをどういう風に変えるべきかを勉強し始めました。そうするうちに、散歩用の庭を造ろうと思いました。それでこんな風な庭ができました。木箱はワインの箱、茶色い水場は鉢受け、白いのはミニ鉢です。ちなみにこの大きい石はカメを飼育されている方が陸場としての使用を紹介していた麦飯石と呼ばれる石です。水をきれいにする作用があるらしく、散歩用庭に使っていない時は水槽に入れていました。石の向かって左側が少しへこんでいるため、ちょうどカメの体のサイズと合い上りやすいのか、いつもこちら側を上ります。その姿はやっぱりプラスティック製の陸場にいる姿よりも数段すてきです。写真を撮るのが下手なので、この良さを伝えるのが難しいのですが、とても美しい姿だと思います。
できるだけプラスティックの使用を避けたいところですが、そうもいきません。水中ヒーターなんかももっとおしゃれなものがあったらいいのにと思います。ペット産業にはビジネスチャンスが転がりまくっているようにみえます。(自分の欲しいものがないだけ?)一昔前の日本の電気製品のようです。今でこそ少しはデザインも良くなっているようですが、前は冷蔵庫は白、テレビは黒、ステレオは黒かシルバーと何の選択肢もありませんでした。うきうき一人暮らしを始めた頃には少し選択肢ができていましたが、それでもやっとシルバーどまり。カメ用品もそんな感じに見えます。天然石にはめ込み型の陸場兼用ヒーターとかあったら結構売れるんじゃないかな?

糸ミミズ

2010年6月5日
レプトミンと横エビしか食べなかったのですが、温度を上げて活発になっているのか初めて糸ミミズを食べました。
糸ミミズを必死で追いかけるカメの姿を見ていると糸ミミズってそんなにおいしいんかな?おいしそうやな、食べてみたいな?食べてみるかな?とおかしな方向に考えが行きます。
ちなみにキョーリンの「ひかりFDビタミン糸ミミズ」です。開けると1cm角くらいに固められ、乾燥した(乾燥して固められ?いや固められ乾燥でしょう)ブロック状の糸ミミズが入っています。特別臭くないですし、思ったより怖くありません。昔金魚の餌に使っていた乾燥ミジンコはすごい臭いがした覚えがありますが、それに比べればたいしたことはありません。顔より大きいくらいのかたまりはさすがに食べられないので、ちぎってレプトミンミニくらいの大きさに丸めてあげました。糸ミミズ団子。しかしながら、すんなり食べてしまうと面白くなく、野生の噛り付きみたいなものが見たいので、横エビはそのままあげています。最近は小さめの川エビも一匹上手に食べられるようになってきました。糸ミミズはそのままあげるとえらいことになりそうなので、糸ミミズ団子に。ところでレプトミンの形もなんだかおいしそうに見えます。そうですね、ちょうど水を含んで少しだけ大きくなったくらいの形。なぜか分かりました。昔駄菓子屋に売っていたコカコーラのラムネと同じ形なのです。私はこれが大好きでした。レプトミンを食べてしまわないように気をつけたいと思います。

水カビ病

2010年5月20日~6月4日

カメが来た日に気づきました。購入したヒーターが実は水深8cm以上ないと使用できない...とあり慌てふためいたのでした。水温を25度くらいに設定した方がいいと調べていましたが、この5月は例年より寒いこともあり、また水温と気温の関係、水温がどれくら下がっていくが分からなかったため、電気ストーブをタイマーにして水槽の横に置き、朝まで様子をみました。なんといってもカメを飼うのは初めてですので、(これまでに犬、うさぎ、じゅうしまつ、メダカ、金魚、ハムスター、カブトムシ、おたまじゃくし、ザリガニは一応飼ったことがあります)、まだ小さいですし死んでしまうのではないかと心配でたまらず、数日間は水槽の前に行く度に生きていてと祈っていました。(1ヶ月経った今でもまだ多少は祈ります)元気に生きていてくれたのですが、この日家に帰ってきてじーっとカメを見ていると首の周りの皮が白くなってまとわりついているのに気がつきました。これは噂に聞いていたイシガメ病?と思いネットで検索をしまくったのですが、脱皮であってほしいという希望も重なって、よく判断がつきませんでした。ただ、脱皮にしてはなんだか様子が変ですし、特に首がひどくてびろびろし、また水から上がったすぐは白いどろっとしたものを引きずっていました。なんとなくまともな状態に思えなかったので、最終的にイシガメ病と判断し、カメを飼っていらっしゃる方々のブログやホームページを参考にイソジンで治療を開始しました。まずはイシガメを洗面器に出し、バスキングライトは当てたままにし1時間くらい乾かし、家にあったうがい用のイソジンをコットンに2-3適たらし、水に浸して少し絞りそれをイシガメの首や手足に軽く当てました。イソジンという人間用の薬品みたいなものを、本当にカメにつけても大丈夫なのかとても不安でしたので、ほんのすこし当てる程度にして様子を見ました。自分のすぐ横において常に確認しながら1時間ほど乾燥させて水槽に入れました。これを3日間ほど続けました。週末に温度調整ができるヒーターを買いなおし、高めの温度がいいとのこと28度以上に保つようにしていました。家に来たすぐからずっとバスキングをしていましたし、その後も私が仕事から帰ると陸場にいるようでしたし、温度を上げてから食欲があり元気でしたので、強制乾燥やイソジン塗りは毎日はせず、様子を見ました。その結果、1-2週間ほどで回復しましたが、肌が治った後爪が取れ始め、最終的に前足の爪数本がなくなりました。このカメを購入した際にもう一匹イシガメの小亀が水槽にいたのですが、動かないなと思って店員さんに聞いてみると店員さんもその場で気づいたらしく「死んでますね」とですので、どうやら環境が悪かったのかもしれません。おそらく家に連れてきた時には既に水カビ病にかかっていたと思われます。それにしてもあのままお店にいれば死んでしまったかもしれませんので、連れてきてよかったなぁと思っている(思いたい)わけです。写真(左上)は乾燥横エビに狙いを定めているところ。成長線が現れ始めて、甲長が5cmになりました。その成長の速さにびっくりです。こちらは水換えが終わるのを待っているところですね。愛くるしいです。愛くるしい。

ニホンイシガメ

2010年5月19日
ちょうど一年前に出会いひとめぼれしたニホンイシガメのベビーが家にやってきました。(というか連れて帰りました。)もちろん一年前に出会った子とは別の子です。よく行くお店で2匹販売されているのを発見し、またどうしても忘れられなくなってしまったため、2日後会社帰りに急いで駆けつけ、水槽やら何やら設備とともに持ち帰りました。地下鉄で数駅ですが、さすがに45cmらんちゅう水槽と陸場、ヒーター、ランプ、餌を運ぶのはさすがに重く、それほど暑くもない日に東京のど真ん中スーツ姿のビジネスマンに白い目で見られながら、汗だくで帰ってきました。お店の人が梱包中にカメはどうしますか?とたずね、水槽の中に一緒に入れてしまうか聞いたのですが、そんな!とんでもないカメはだっこします!と思って「別で..」とお願いすると、よくスーパーでは梅干、ペットショップではミルワームなんかが入っているプラスチック容器に新聞を湿らせてカメが入れられました。セロハンテープで両端をぺたっと貼られて、茶色い紙袋へ。電車に乗っている人はこの中に小さな愛くるしいカメが入っているなんて夢にも思わなかったでしょう。心の中で..かめかめかめかめかめ!とつぶやきながら、家に着きました。これがその日に撮った写真です。早速、バスキングをしていました。
世の中にこんなにすてきな生き物がいると思いませんでした。なんといっても顔が男前過ぎます。まだ雌雄の区別がつきませんが、男だと思っています。名前は千太郎にしようかと思っていますが、やっぱり女だった時のことを考えて中性的な名前がいいのか悩んでいます。もともとニホンアマガエルを始めとした蛙がとても好きなので、「カエル」という名前にしようか「トカゲ」もいいなと思います。
「うちのカエルがさ~?」「えっカエル飼っているの?」「うぅん、カメなんだけどね」と誰かを混乱させたい気がします。
ちなみにこの時、甲長は4.5cmでした。