2010年6月14日月曜日

カメの住まい - 1

2010年6月5日~10日
私の手元にあるカメの本ではニホンイシガメは水への依存度が高いとあり、水がメインの水槽に陸場を設ける形のイラストが描かれています。実際に売られていたお店でも同じようなスタイルの水槽に入っていました。私も同じようにしていました。ところが、水カビ病がやっと治ったというのに、興味本位でスーパーで買ってきたシジミを水槽に入れてしまったせいか、手作り餌が水を汚しすぎたのか、ふと水槽を見るとあちこちにカビのように、ってカビなんでしょうけど、わーっと白い毛みたいなものが生えまくっているのです。よくあるプラスティック製の陸場を入れていたのですが、そこにも毛が生えています。これはまずいと思いました。案の定カメの首や足の付け根などにも毛が生えています。またイソジン消毒です。28度以上に温度を保ってもまた水カビ病になってしまうと、またイソジンです。でもそんなに消毒しなければいけないのは普通じゃありません。ということは環境が何か間違っていそうです。それに、最近はずっと水の中にいてあまりバスキングをしている気配がありません。というわけで、色々な方のブログ等を拝見し、住まいをどういう風に変えるべきかを勉強し始めました。そうするうちに、散歩用の庭を造ろうと思いました。それでこんな風な庭ができました。木箱はワインの箱、茶色い水場は鉢受け、白いのはミニ鉢です。ちなみにこの大きい石はカメを飼育されている方が陸場としての使用を紹介していた麦飯石と呼ばれる石です。水をきれいにする作用があるらしく、散歩用庭に使っていない時は水槽に入れていました。石の向かって左側が少しへこんでいるため、ちょうどカメの体のサイズと合い上りやすいのか、いつもこちら側を上ります。その姿はやっぱりプラスティック製の陸場にいる姿よりも数段すてきです。写真を撮るのが下手なので、この良さを伝えるのが難しいのですが、とても美しい姿だと思います。
できるだけプラスティックの使用を避けたいところですが、そうもいきません。水中ヒーターなんかももっとおしゃれなものがあったらいいのにと思います。ペット産業にはビジネスチャンスが転がりまくっているようにみえます。(自分の欲しいものがないだけ?)一昔前の日本の電気製品のようです。今でこそ少しはデザインも良くなっているようですが、前は冷蔵庫は白、テレビは黒、ステレオは黒かシルバーと何の選択肢もありませんでした。うきうき一人暮らしを始めた頃には少し選択肢ができていましたが、それでもやっとシルバーどまり。カメ用品もそんな感じに見えます。天然石にはめ込み型の陸場兼用ヒーターとかあったら結構売れるんじゃないかな?

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